言葺庵

寝惚けた獅子に気付けの一服

7つの習慣 第4の習慣「Win-Win を考える」のまとめ

7つの習慣の第4の習慣で大切なところをまとめました。

人間関係の六つのパラダイム

  • Win-Win 自分も勝ち、相手も勝つ
  • Win-Lose 自分が勝ち、相手は負ける
  • Lose-Win 自分が負けて、相手が勝つ
  • Lose-Lose 自分も負けて、相手も負ける
  • Win 自分が勝つ
  • Win-Win or No Deal 自分も勝ち、相手も勝つ、それが無理なら取引しないことに合意する

No Dealが留保されていないパラダイムの良し悪しは「ケースバイケース」です。

Win-Winの五つの側面

  1. 人格
  2. 人間関係
  3. 協定
  4. システム
  5. プロセス

人格

人格はWin-Winすべての土台となります。その為には以下の3つの特徴が必須です。

  • 誠実
  • 成熟
  • 豊かさマインド

誠実とは「自分自身に価値を置くこと」です。
成熟とは勇気と思いやりのバランスがとれていることであり、
「相手の考え方や感情に配慮しながら、自分の気持や信念を言えること」です。
豊かさマインドとはこの世にはすべての人に行き渡るだけのものがたっぷりあるという考え方です。
逆に欠乏マインドというものもあり、それは物事はすべて限りがあると思い、人生をゼロサムゲームととらえる考え方です。
関わった全員のためになる結果に達するように効果的な人間関係を築くことが公的成功です。

人間関係

人間関係の本質は信頼です。信頼し合っていれば心を開けます。
必ずしもWin-Winにしなければならないというわけではありません。

協定

業務協定・パートナーシップ協定であり、
自分が自分のボスになり、自分を管理して行動する事です。
協定の為に明確にすべき事は以下の5つです。

  • 望む結果:何を達成するか→×どうやって達成するか
  • ガイドライン:守るべき基準やルール、できるだけ少なく。してはいけないことを指摘し、すべきことを指示するのは控える。
  • リソース:仕える人員、資金、技術、組織を明確に
  • アカウンタビリティ:成果を評価する基準、時期を決めておく
  • 評価の結果:報酬や機会の増減、組織全体のミッションに影響する結果なのか明確にする

プロセス

Win-Winのプロセスは以下の4つに集約されていく事でしょう。
また、目標がWin-Winならば、手段もWin-Winでなければなりません。

  1. 問題を相手の視点に立って眺めてみる。相手のニーズや関心事を当の本人と同程度に、あるいはそれ以上に理解しようとし、言葉にしてみる。
  2. 対処すべき本当の問題点や関心事(立場ではなく)を見極める。
  3. どんな結果であれば双方が完全に受け入れられるのかを明確にする。
  4. その結果に到達するための方法として新しい選択肢を見つける。

私達の幸福や成功の礎になる事を願って 枕本より